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個性を楽しむハサミポーセリンの器【前編】

最近、SNSやカフェ・雑貨屋さんなどで、よく見かけるようになった「ハサミポーセリン」について、皆さんはご存知でしょうか。
長崎県波佐見市の「波佐見焼」の技術と、海外在住の日本人デザイナーによるディレクションを掛け合わせて作られた食器が、ここ数年で一気に人気を集めています。

今回は、そんなハサミポーセリンについての魅力や、ラインナップを前後編でご紹介させていただきます。


ハサミポーセレンさまHPより

◇「ハサミポーセリン」とは
ハサミポーセリンは、アメリカを拠点にするデザイナー篠本拓宏氏が、波佐見焼とコラボレーションして生まれた、テーブルウェア・ブランド。
季節や気温により色や質感・サイズ感など、ひとつとして同じ物が存在しないという、「個性を楽しむ」コンセプトが、海外から高い評価を受けています。
日本国内でも、ここ数年でカフェやSNSでよく目にするようになり、ファンになる方が増えてきている印象です。

◇ハサミポーセリンの魅力
ハサミポーセリンの食器は、見た目の美しさだけでなく、使い勝手の良さも大きな魅力になっています。

●質感の魅力
ハサミポーセリンの一番の魅力は、その質感にあります。食器類でメインになっている三つのカラーは、それぞれに釉薬(ゆうやく)の使い方を変えてあり、表面の質感が好みでセレクトできるようになっています。
共通しているのは、土の風合いを活かした、マットな部分があること。ざらりとした質感が目に入ることで、滑らかさや陰影が際立ち、上品でモダンな雰囲気を醸し出してくれます。


●「整う」魅力
ハサミポーセリンは、日本独自の文化である「重箱」にヒントを得て作られています。入れ子式に大小を重ねられたり、同じサイズのものをスタッキングできる構造になっています。
使わない時には重ねるとコンパクトなスペースに片づけられ、ダイニングボードの中がすっきりと整います。
スタッキングができる木製のプレートは蓋としても使えるので、オープンシェルフ派にも嬉しい。

●「引き立てる」魅力
直線と曲線のみで構成された、余計な飾り気のないデザインは、和洋中問わず、どんな料理にもマッチします。
縁の高さや質感のおかげで、無造作によそっただけでも美しく盛り付けられたように見えて、料理のおいしさを、視覚から引き立てます。

他とは違う個性を、長所として見ること。
土のざらっとした感触を楽しむこと。
作り手のこだわりに触れ、熱量を感じること。

現代人が「今だからこそ大切にしたい」魅力が、ハサミポーセリンには詰まっています。

収納している時、料理をよそった時、飾った時など、どんな瞬間でも美しく、空間の雰囲気を変える力を持つ、ハサミポーセリンの器。
次回は、購入するにあたって参考にしていただきたいカラーについてお話しさせていただきます。
ぜひご覧ください。
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